2012年12月4日火曜日

Pommery(ポメリー)の粒マスタードの瓶の開け方

とっても美味しいと聞く、
Pommery(ポメリー)粒マスタードを入手しました。
自分はネットショップのハイ食材室さんで買い物ついでに入手しましたが、
今はわりと入手しやすくなっているみたいですね。


さて、ポメリーの粒マスタード、
瓶の蓋が開かない(大げさですが!)のでも有名みたいです。
ポメリーのマスタードは陶器でできた可愛らしい瓶に入っているのですが、
その瓶がコルク栓で閉まっていて、その上からロウ(封蝋)で密閉された状態。


はて、どうやって開けるのかな。。
と調べたら、ネットでいろいろな方法を紹介してくれている方がいて助かりました。
ロウを温めてからナイフで削る方が多いようで、どうやらこの方法が王道な模様。
そのほか、木槌や包丁の背でゴンゴンーっと手早く取っている方もいるようです。


まずは王道な方法でということで、開封に初挑戦です。
完全自己流で適当に実施したので、もっとスマートな方法があるに違いありません。
以下、自分の備忘も兼ねてメモまでに。




今回使用した道具類(+備考?)は、以下のとおりです。

  • 湯(ロウを温めたい)
  • 耐熱ガラスボウル(蓋を漬けるなら底が平らな容器が良さげ)
  • 乾いたふきんと輪ゴム(熱湯が垂れてくると熱いかなと思ったので。いらないかも)
  • ビニール袋(ロウ屑をキャッチ)
  • バターナイフ(食事のナイフだとスパッと切れ過ぎで怖かったので。無印のナイフ型になっているバターナイフを使用)
  • コルク栓を開ける道具(スクリューな道具で蓋に穴をあけたくなかったので無理矢理カニフォークを使用してコルクの脇からこじ開けた。キッチンを見渡したらこれしかなかった。。)




 Pommery(ポメリー)の粒マスタード。500g入り。どーん。


フランス製品だそうです。
原材料は、水、マスタードシード、酢、塩、スパイスいろいろとのこと。

日本語で説明がついていました。


さて、これが問題のロウ。封蝋。


がっちり密閉している。。
試しに手でグイグイしてみましたが、びくともしませんでした。


ロウの蓋をお湯につけるので、
念のため湯がたれてこないようフキンでくるんでみました。
さぶいさぶい。


お気に入りのケトルで沸かした熱湯を
耐熱容器に水深2cm弱ほど入れ、ロウをお湯に浸します。
室温25度くらいの部屋で20-30秒ほど1回漬けただけでOKでした。
と浸す際に、手が滑って瓶がお湯にドボン。おお。。
500g+陶器の瓶類ですから。。お湯を水深2cmだけにしておいてよかった。。
この後、ロウが耐熱容器に少量付きましたが、さっと除去できたので問題はありませんでした。なので、ガラスの耐熱容器なら頑張って瓶を掴んでいなくても漬けちゃっていいと思います。


余談ですが、無印良品のバターナイフ。
人気があるようだったので、試しに1本買ってみました。
渋い見た目ですが、スパッとバターがカットできてバターを塗るのも楽でわりと良さげです。


ここから、ビニール袋を敷いて、その上に瓶を載せて作業。
お湯で温まって緩んだロウ。
ちなみに、右上の跳ね上がった部分が耐熱容器にくっついた個所。


バターナイフを使って、
まずは陶器の瓶部分に付いたロウを、まずはざっくりと、
ぐるりと一周持ち上げてみました。
ここでうまく持ち上がらない場合は、もう一度お湯に漬けたら良さげです。


で、コルク栓と瓶の間に挟まったロウが後からコルクを開栓する際に、
マスタードに次々と落下するらしいので、
ロウをざっくり瓶の周りから持ち上げた後に、
コルク栓と瓶の間に挟まったロウを
バターナイフでクイクイッと細かく持ち上げて行きます。


すると、ひっかかりがなくなったからか、
その後は手で持ち上げるだけで驚くくらいペロリとロウがとれました。

除去されたロウ。


ロウが大体取れた図。
その後、バターナイフを瓶にくっつけてスーッとスライドするだけで、
細かなロウもかなり取れました。
細かいロウができるだけ瓶の中に落ちないよう、
この後、瓶を逆さまにしてとんとんして細かいロウを落としておきました。
で、左に見える赤いテープ。
これはコルク栓を開けるのに付いてるのかなあとひっぱると。。


テープがちぎれた!!


いとも簡単に、きれいにちぎれさった!!
どうやら、コルク栓を持ち上げるためについているものではないようです。
このテープは一体何のために付いているのか。。気になる。。
(後日譚:はじめにロウを持ち上げるのに使うそうです。今回はお湯に漬けてテープが弱くなって、ちぎれたみたい。あちゃー)


気を取り直して、コルク栓を自力で開けます。
スクリュー型の道具などを使っても良いと思いますが、
とりあえずコルク栓で再び蓋をしたかったので、
カニフォーク(スプーン?)でコルク栓をゆっくり持ち上げました。


ジャーン。粒マスタード登場。良い香り!

コルク栓。中身のマスタードはすぐ食べきれないなら
密閉容器に移すほうが良いみたいですが、
夕食にすぐ使おうと思ったので、とりあえず瓶のままで。
コルク栓はマスタードを新しいナイフで軽く拭ってから、
水ですすいで乾燥させておきました。


暫定でラップされてしまった状態。
ラップしてみたものの、見た目台無しな感じです...。
この後、コルク栓が乾いたら、コルク栓に大きめのラップをぴっちりと巻いて、
(コルクに巻くラップは破れると再びコルクが取れなくなるので、丈夫なものを二重にして使用)
コルクで栓をし直して、ひとまず終了!



ポメリーのお供はソーセージ。
家族が買ってきたハライコのミュンへナーヴァイスヴルト。
ポメリーのお供? ソーセージと粒マスタードと、どっちが主役かわかりません。

ドイツから来ました。
お店の人曰く、ボイルして食べてとのことでした。



ちなみに、冷蔵庫に入っていたジャムの瓶に付いていた密閉容器の消毒について、その1。
写真メモがなくなってしまいそうなので、合わせて自分用にメモさせてください。
準備がやや大変!


ジャムの瓶に付いていた密閉容器の消毒について、その2。


肝心のポメリーの粒マスタードの味は、本当に美味しい!
風味も舌触りもこれは美味しいわーという感じで大変気に入りました。
我が家でも定番になりそうです。

で食べた後、家族がポメリーってあのシャンパンとかのポメリー?と言っていて、
たしかにそうでした。フランスのPommery(ポメリー)社(自分がアクセスした際にはオフィシャルページはEnglishを選んでもフランス語まじりで表示されるような。。)のビネガーをふんだんに使っているMustardなのだそうですー。